駅やショッピングモールのエスカレーターで、
ふと気がついたとき――
「あれ?反対側に立っちゃった…」
「後ろの人、イラッとしてないかな…」
「どっちが正解だったっけ…?」
こんな風に、立ち位置の“ちょっとした間違い”を気にしてしまう人は少なくありません。
特に心配性な人にとっては、
- 「常識がないと思われたかも」
- 「周りに迷惑をかけてしまったかも」
- 「次に同じことが起きたらどうしよう…」
と、しばらく頭から離れないこともあるかもしれません。
でも、安心してください。
エスカレーターの立ち位置は“マナー”であって、“絶対のルール”ではありません。
この記事では、
- エスカレーターの立ち位置の基本と地域差
- 立ち位置を間違えたときの周囲の反応
- 心配しすぎないための考え方
を、やさしく解説していきます。
■ 1. そもそも「エスカレーターの立ち位置」に正解はある?
「左側に立つ」「右側を空ける」など、
エスカレーターのマナーは地域ごとに異なります。
✅ たとえば…
- 関東(東京など):左側に立ち、右側を空ける
- 関西(大阪など):右側に立ち、左側を空ける
- 北海道・九州など:地域によってばらばら
つまり、全国共通の正解はありません。
そのため、旅行や出張などで慣れない地域に行った際には、
つい「いつもの癖」で立ってしまうことも十分あり得ます。
■ 2. 立ち位置を間違えても「違法」ではない
大切なのは、
「立ち位置を間違えても、法律違反ではない」
という点です。
たとえば、右側に立っていたとしても、それが即「ルール違反」になるわけではありません。
エスカレーターの利用マナーは「お願い」や「推奨」であり、
強制力を持つものではないのです。
実際、鉄道会社の中には「歩かないでください」という啓発を行っているところもあり、
「左右を空ける文化」そのものを変えていこう
という動きも出ています。
■ 3. 周囲はあなたが思うほど気にしていない
立ち位置を間違えたとき、
「後ろの人にイラっとされたかも…」と不安になるかもしれません。
でも実際には、
- 相手が急いでなければ特に何も感じていない
- 立ち位置の違いにすら気づいていない
- 「たまたまかな」と流している
など、**多くの人は“そこまで気にしていない”**のが現実です。
仮に少し急いでいたとしても、
「ちょっと詰まったな」くらいの印象で、あなたを悪く思う人はほとんどいないでしょう。
■ 4. 心配性な人にありがちな“気にしすぎ”の罠
心配性の人は、自分の行動が誰かに悪く思われていないかを気にしすぎてしまいます。
それは「周囲への配慮」が強い、優しさの証拠でもありますが、
時に「実際よりもネガティブに想像してしまう」という傾向があります。
自分では「大失敗」と感じていても、
周囲から見たら「よくあること」だったりする。
これは、エスカレーターの立ち位置ミスにも当てはまる話です。
■ 5. もし「間違えた」と気づいたらどうすれば?
安心してください。
もし途中で「立ち位置を間違えた」と気づいたとしても、
次のように対処すれば十分です。
✅ 1. 焦らずそのまま乗り続ける
→ 無理に動こうとするとかえって危険です。
安全第一で、目的階までそのまま乗っていれば問題ありません。
✅ 2. 降りたあとに「次は気をつけよう」でOK
→ 「次は空気を見て立とう」と思えれば十分です。
繰り返しになりますが、失礼ではありません。
✅ 3. 周囲の空気が気になったら軽く会釈を
→ 気まずさを感じる場合は、会釈や一言「すみません」で十分。
その気遣いだけでも、周囲の印象はやわらぎます。
■ 6. 駅や公共機関の立場から見た「本当のマナー」
最近では、各地の鉄道会社が共通して強調しているのが、
**エスカレーターは「立ち止まって乗りましょう」**というメッセージです。
つまり、
- 歩くために空けるのではなく
- 両側ともに「立ち止まって乗る」のが安全
という考え方が広がっています。
そのため、実は「左右どちらでも立ってよい」というのが本来の理想でもあります。
■ 7. まとめ:立ち位置を間違えても、あなたは失礼ではない
最後にもう一度、安心のポイントをまとめます。
- エスカレーターの立ち位置に「全国共通の正解」はない
- 立ち位置を間違えても、法律違反でも失礼でもない
- 周囲の人は意外と気にしていない
- もし気になったら「次から気をつけよう」で大丈夫
- 本当のマナーは「安全に立ち止まって乗る」こと
つまり、エスカレーターの立ち位置を間違えてしまっても、
あなたの印象が悪くなったり、迷惑だと感じられたりする可能性はごくわずかです。
■ おわりに:その「気にする心」が、あなたの優しさです
立ち位置を間違えたことにモヤモヤしてしまうのは、
まわりへの思いやりを大切にしている証拠です。
その心は、マナーのどんなルールよりも大切で、美しいものです。
次から気をつけようと思えたなら、それで十分。
どうか、今回の出来事を「自分を責める理由」にせず、
「優しさのあらわれだった」と安心してくださいね。
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