会話の中で、「すみません」と言うべきところで「ありがとうございます」と言ってしまった、
あるいは「ありがとうございます」と言うべきところで「すみません」と口にしてしまった――
その瞬間は気づかずに流れてしまったけれど、後からふと我に返って
「やばい…相手、不快に思ったかも…」
「失礼な人って思われてたらどうしよう…」
「ちゃんと感謝を伝えたかったのに…」
そんなふうに心配になる気持ち、よくわかります。
ですが、安心してください。
たとえ間違っていたとしても、大抵の場合それは大きな問題にはなりません。
なぜなら、「ありがとう」と「すみません」は、どちらも相手を気遣う気持ちから出る言葉だからです。
「ありがとう」と「すみません」は似ている?
実はこの2つの言葉は、使う場面は違っていても、根底にある気持ちは共通しています。
- 「ありがとうございます」=感謝
- 「すみません」=謝罪・配慮・恐縮
たとえば、誰かが親切にしてくれた時、
「すみません、助かります」でも「ありがとうございます!」でも、どちらも気持ちは伝わります。
日本語では**「ありがとう」と「すみません」が混ざるような場面が多い**んです。
例:
- ドアを開けてくれた人に →「すみません…(ありがとうございます)」
- 資料を手伝ってもらった時に →「すみません、助かりました!(=ありがとう)」
だから、多少混ざっても、相手は「礼儀正しい人だな」と受け取ることがほとんどです。
間違えても大丈夫な理由3つ
① どちらも「相手を思いやる言葉」
たとえ言い間違えても、そこに攻撃性や悪意はありません。
「すみません」と言えば「恐縮してる」「礼儀正しい」と感じられますし、
「ありがとうございます」はもちろんポジティブな印象です。
② 相手はあまり気にしていない
自分では大きなミスに思えるかもしれませんが、
相手の印象にはほとんど残っていないことが多いです。
人は自分の発言には敏感ですが、他人の言い間違いには意外と寛容です。
③ 「すぐに直さなきゃ」じゃなくても平気
もしすぐ気づいたなら、「あっ、すみませんじゃなくて、ありがとうございます!」と笑って言い直せばOK。
言い直さなくても、相手は「礼儀正しい人」という印象のまま、深く考えていないことが多いです。
どうしても気になるときの安心リカバリー法
もし後から気づいて不安になったなら、次のような行動で自然にフォローできます。
● 次の会話で感謝の気持ちを改めて伝える
「さっきもありがとうございました」
「先ほどは助かりました、本当に感謝してます」
こんなふうに**“もう一度感謝する”ことが何より誠実**です。
● LINEやメールで一言添える
直接会う機会がない場合も、
「先ほどはバタバタしてしまって…本当にありがとうございました」などと一言添えれば安心できます。
完璧な言葉づかいより、伝えたい気持ちが大事
誰だって言葉を間違えることはあります。
でも本当に大切なのは、感謝したい、謝りたい、という気持ちが伝わること。
「すみません」と「ありがとうございます」を間違えたとしても、
それは**あなたが相手を大切に思っていたからこその“気遣いの混線”**なんです。
完璧な敬語より、誠実な心が人の心を動かします。
まとめ:その一言で信頼を失うことはありません
「すみません」と「ありがとうございます」を間違えたからといって、
その一瞬だけであなたの印象が決まるわけではありません。
むしろ、気にするあなたの思いやりが、相手にしっかり伝わっているはずです。
これからも、無理に完璧を目指さなくて大丈夫。
“丁寧に接したい”というあなたの気持ちは、言葉の細部よりもずっと大きな力を持っています。
それでも不安が消えない時は……
もし、この記事を読んでもまだ不安な気持ちが消えないときは、一人で抱え込まずに、プロのカウンセラーに相談してみませんか?
誰かに話すことで、気持ちがふっと軽くなることがあります。
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まずは一度、心の声を言葉にしてみてください。あなたの気持ちに、しっかり耳を傾けてくれる人がいます。


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